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社長挨拶

鶴谷 武親
代表取締役 鶴谷武親

ポリゴンマジックという社名は「ポリゴン(3D)の魅力で、世界中の子供たちに魔法をかけよう」という思いから付けられました。

その土台は、1991年に創立された(株)ビジュアルサイエンス研究所を中心とした企業グループの中で作られました。ゲーム開発会社として正式に設立された1995年は、当時グループ会社であったデジタルハリウッド(株)、(株)ビジュアルサイエンス研究所(現在はグリッドマークに吸収)、(株)デジタルスケープ(ヘラクレス上場)、(株)アイ・エム・ジェイ(ヘラクレス上場)の前身などがごちゃごちゃと存在し、それは賑やかな時代でした。夜中に会社に顔を出しても誰かしらいて、様々なアイディアについて議論していました。インターネットもまだまだ普及しておらず、128Kの専用回線が月100万円くらいする時代でした。それをグループ全体で効率的に使うために、手作りの設備を使って、離れたグループ会社のビル間を無線でつなぐようなチャレンジもしていました。今となっては、「それって無線LANのこと?」と思われるかも知れませんが、WiFiなど想像もできない時代でしたから、何もかもが手作りでした。ヤフーの設立が1995年、グーグルの設立が1998年だと言えば、「インターネット以前」の時代のイメージがわくでしょうか?当時は「ググる」ことも当然なかったわけです。

こうした先進的な環境の中、ハイポリゴンの3DCGという、これまたチャレンジング(当時)なテーマを掲げて始まったのがポリゴンマジックだったわけです。大手のゲーム会社の社員をグループ会社でお預かりして、「3D化研修」などということをしていた頃で、業界にとっても新鮮な登場だったと思います。創業期、アメリカのTHQというゲーム会社に3D格闘ゲームの企画持ち込みをし、採用されたのもいい経験になりました。その後、一時はアメリカの3大ゲームパブリッシャーとなったTHQも、当時はおもちゃ会社からゲーム会社への脱皮を始めたばかりで、お互いに手探りの状態でした。その後、THQがプロレスや格闘ゲームに強くなったのは、これがきっかけだったかも、と思うと誇らしい気もします。

こうした生い立ちを誇りにしつつ、ポリゴンマジックは次の時代を切り開いていこうとしています。時代は常に変わります。そして、変わりゆく時代の中で、人には変わる部分と変わらない部分があります。これらを見極めながら、自分たちの「つくりたいもの」と、「世の中から必要とされるもの」のバランスをしっかりと考えた事業展開をしていきます。アーケード、コンシューマー(コンソール)、モバイル、アミューズメントとプラットフォームを広げてきたのもそのためです。今後は、PCそしてオンラインという世界も重要になってきました。

また、市場についても同様です。コンソールゲームについて日本がリードしてきた時代は終わり、欧米の開発会社が世界的なヒット作品を生み出す時代になりました。開発力だけではなく、販売力にしても、欧米のパブリッシャーを抜きに語ることはできなくなりました。任天堂の売上の80%以上は日本以外で生まれています。こうした時代に生きる開発会社として、世界人口の2%に過ぎない日本市場だけに閉じこもっているわけにはいきません。すでに海外のパブリッシャーとの開発案件も手掛け、良質な作品を送り出しています。また、毎年3-5名の社員を、世界最大のゲーム開発会議であるGDCに派遣します。そこで最新の技術情報を習得し、世界の業界人と人脈を広げ、次へとつなげるためです。こうした地道な活動を通じて、様々な力が社員の中に根付き、日々の開発へとフィードバックされると信じているからです。こうすることが、結果的には、これまで共にやってきた日本のパブリッシャー・メーカーの皆さんにも恩返しができると考えています。創業の言葉にある、「世界中の子供たちに」。そう、最初から世界中を見て生まれたのが、ポリゴンマジックなのです。

我々は、社会の変化を常に感じ取り、「変わるもの」と「変わらないもの」を考え、自らの思考と行動で、「次」を作っていきます。そのための仲間と環境こそが、ポリゴンマジックそのものなのです。

◆ポリゴンマジックに開発のご依頼をご検討中の企業様へ

ポリゴンマジックは、開発会社としてはわがままを言う方かも知れません。単なる御用聞きのような姿勢ではないと思います。

意見もどんどん言うでしょう。でも、それは、一緒に作り上げるものを、本当にいいものにしたいという、我々なりの「本気」の表れとご理解ください。そんなやりとりが平気な企業様、どうぞお気軽にお声掛けください。

◆ポリゴンマジックが開発に携わったタイトルを楽しんでくださっているユーザーの皆様へ

我々の気がつかなかった点や、「考えすぎだよ」などということがあれば、ぜひ、ご一報ください。一緒に考えましょう。

◆ポリゴンマジックで一緒に仕事をしたい、という方々へ

正直、狭き門ではありますが、チャレンジしてください。ただし、受身の姿勢の人は辞めた方がいいです。「会社が」という主語を使う人もご遠慮ください。ポリゴンマジックに参加したとたん、あなたが会社です。どういう会社にしたいか、そのビジョンを持った上で来てください。そして、そのビジョンをお互いに確認しましょう。それが会社訪問であり、面接です。

ポリゴンマジックは、業界では珍しい、「一生働ける職場」を目指しています。だからこそ、「仲間作り」には慎重なのです。

ポリゴンマジック株式会社
代表取締役社長
鶴谷 武親

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